正匠ブログ:スタッフ日記
「正匠の家」スタッフ日記

趣味から考える建築や家づくりについて

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    お世話になっております。

     

    毎晩寝る前にチョコレートを食べる池田です。

     

    先に申し上げます!今回の記事はいつもより長くなります!

    皆様最後まで読んで頂ければ幸いです。

     

     

    いきなりのカミングアウトですが、実は僕、小さい頃から家の中でよくテレビゲームをしてます。

     

    テレビゲームの中でもジャンル的には、『アクション』や、『RPG』が好きで、

    生まれてからまだ短い人生の中で、色々なゲームをプレイしてきました。

    一番最初にプレイしたのは、スーパーファミコンのスーパーボンバーマン3で、

    小学校の時にゲームボーイカラーのマリオブラザーズを買ってもらったのをきっかけに、

    ズブズブとゲームの沼に落ちていきます……

     

     

    さて、有名なアクションゲームに『バイオハザード』のシリーズがあります。

    (一部にはホラーのジャンルも付いていますが、実はアクションゲームとしてジャンル分けされています。)

    ゲームでなくても、映画でその名を知っている方は多いかと思います。

     

    このシリーズは1996年に初めて発売されて以来、2019年12月31日までで、リメイクなどの作品も含めて、

    なんと、135作品も発売されている人気作品となっています。

    そのほとんどは、時系列がバラバラながらも世界観は繋がっており、毎回なんやかんやの理由で

    その名の通り、『バイオハザード』が起きます。

     

    少しゲームのネタバレになりますが、2017年に発売された『バイオハザード7 レジデントイービル』では、

    カビ(真菌)が原因でバイオハザードが起き、とある田舎に住む一家の平和的な日常が壊されてしまいます。

    プレイヤーが操作する主人公、イーサンも、その一家と接触し行方不明になった恋人を探しに行くことで、

    事件に巻き込まれていきます。

     

    ゲームの内容はこの辺りにして……

     

    昨今では新型コロナウイルスが猛威を振るい、様々なところに悪影響を与えています。

    それは突然起きて、瞬く間に世界に広がりました。

    この状況も一種のバイオハザードですよね。

     

    そして、皆さんも見覚えがあるのではないでしょうか?

    家のアルミサッシが結露して、カビが生えている光景に。

    それは窓サッシに留まらず、空気が淀み、湿気のたまった壁の中の

    充填断熱材(グラスウールやセルロースファイバー等)にも広がっているかもしれません。

     

    リフォーム、リノベーションをするからこそ、既存の建物を解体した時に、普段は見えない壁の中に

    カビで真っ黒になり、重さで断熱欠損している充填断熱材をよく見ます。

     

    まさにバイオハザード7のサブタイトル『レジデントイービル』(内に潜む悪)ですね。

     

    バイオハザードはいつ、どこから起きるか分かりません。

    本来、住む人を守る為に作られた家が、住む人に対して脅威的であってはいけません。

     

    正匠の新築では二重通気工法で壁内に湿気が溜らないようにします。

    リフォーム、リノベーションでも充填断熱は極力、選択しないようにします。

     

     

    現在、施工中の加治木の木田モデルも、この二重通気で施工しています。

     

     

    はい、土台です。

     

    写真の一番上に映っているのは、浮造りフローリングの木口です。

    その下に映っているのは、際根太(根太の中でも一番壁に近い所に入る根太)です。

    フローリングと根太の間にある針葉樹合板は、厚さ12ミリしかありませんので、

    この斜め上から撮った写真の角度では映っていません。

     

    注目して欲しいのは、この土台と際根太の間にある隙間です。

    この隙間は、床下で温まった空気が上昇気流で小屋裏へと上がっていくための、通気層の役割を果たします。

    通気がない空気の溜り場が出来てしまうと、湿気が溜り、カビが生え始めます。

     

     

     

    ↑上の写真は壁下地です。

    正匠の外壁面の柱は120ミリ角ですが、対して間柱は75の幅の木材を使用しています。

    更に、壁下地は桟(厚さ27)下地を採用していますので、桟を取り付けた時に、

    120-75-27で18ミリの通気層が残る訳ですね。

     

     

     

    窓サッシの周りも柱いっぱいに納まる掃き出し窓でない限り、隙間を空けて通気が通る様に施工します。

     

    桁や胴差の所は、幅105ミリの木材を使用します。

    サイズの違う柱と桁、胴差の内側の面を揃えると、反対側の面(外側の面)は桁や胴差の所だけ、15ミリの

    隙間が出来上がる訳です。

    この隙間が壁内の通気層の役割を果たします。

     

     

    ↑写真の真ん中より少し上に見えている、隙間が15ミリの通気層です。

     

    温まった空気は、上昇気流でこの通気層を通って小屋裏まで上がり、小屋裏まで上がった空気を

    フィルターの付いた機械を使用して床下まで下すことで、綺麗な空気が家の中を循環し、

    湿気を一箇所に留めない様にします。

     

    これが二重通気工法の内部通気の仕組みです。

     

     

    間取りを考えたり、仕上げの材料や外観の色を決めたり…

    家づくりをする上で、皆様色々な事に悩むことでしょう。

    勿論、お客様の願いや、夢、想いを現実にするのも僕達の仕事です。

     

    ですが、同時にそこに住む人の安全性や、安心を作るのも僕たちの仕事である訳です。

    表面的なデザインや質感も大切ですが、目に見えない所こそ、こだわったり、

    深く突き詰めてみてはいかがでしょうか?

     

     

    最近は、物語の舞台や時間が近未来的なゲームが増えて、自分たちの今の生活のあり方や、将来をすごく考えさせられます。

    今回はそんな僕の趣味の一つであるテレビゲームから、建築に関しての話でした。

     

    以上!池田でした!

     

     


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